【セミナー報告】データヘルス計画の進め方 ~中間評価に向けて~

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2025年12月9日(火)、「データヘルス計画の進め方セミナー ~中間評価に向けて~」をオンラインにて開催いたしました。 本セミナーは、全国の自治体で保健事業に従事する職員様を対象に、個別保健事業の評価と見直しを通じた事業の最適化を目的として実施しました。
全国から289件のお申し込み、186件の当日参加をいただきました。

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【第一部:講演内容】「中間評価に向けた基礎知識について」

講師より、「理想と現実から考える中間評価の『松竹梅』」をテーマに解説が行われました。

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講義では、計画全体を俯瞰する「大きなPDCA(3年・6年単位)」と、個別事業を改善する「小さなPDCA(年度単位)」があり、特に年度ごとの評価(小さなサイクル)を回し続ける重要性が示されました。

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また、評価の深さを、解決策まで検討する「松」から事実確認に留める「梅」までの三段階で提示され、 初めから完璧を求めずとも、まずは質の高い「松」を目指して試行錯誤することが重要であるとの提言がありました。

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評価指標については、数値目標(アウトカム、アウトプット等)を参考としつつも、数値だけに捉われすぎない定性的な評価の重要性についても言及されました。

【第二部:ワークショップ】

第二部では参加者をいくつかのグループに分けてワークショップを行いました。ワークショップでは、中間評価の「準備状況」や「具体的な課題」について活発な議論が交わされました。

<準備状況の傾向>
参加された保険者様の多くは、評価に必要な予算は確保しているものの、具体的な評価作業は「未着手」であるという共通の状況が見られました。

<具体的な課題の傾向>
目標値の未達成に伴う修正基準や、単年度の取り組みと計画全体の指標をどう紐付けるかといった、実務上の判断に関する関心が高まっていました。また、人事異動に伴う引き継ぎや、専門知識を持つマンパワーの不足により、「着手すべき優先順位」の整理に苦慮している状況が見て取れました。

議論を通じて、多くの保険者様が「準備の着手タイミング」や「担当者の引継ぎ・情報共有」といった共通の課題感を抱えていることが再確認できました。講師からは、評価作業を年度明けに慌てて実施するのではなく、今年度中に評価の「レール」を敷いておくことの重要性が改めて強調されました。

まとめ

本セミナーは、中間評価という喫緊の課題に対し、実践的かつ具体的な指針を提供することができ、保険者様間での準備状況や課題を共有する機会となりました。参加された保険者様には、約9割の方から「大変参考になった」「参考になった」と非常にご好評をいただきました。 当社は、今後もこのような保険者様に有益となる最新情報を、情報発信媒体などを通じて積極的に発信してまいります。

<開催情報>

開催日時:12月9日(火)14:00~16:00
タイトル:「データヘルス計画の進め方 ~中間評価に向けて~」
形式:Webセミナー(オンライン)
主催:株式会社データホライゾン

<講師のデータヘルス計画関連情報>
講師の所属する帝京大学のホームページに、データヘルス計画支援の情報が掲載されています。
http://tcoeh.org/post-836/

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